意外と知らない!?雨樋の重要性!!

自分を守ってくれている人はいますか?例えば会社勤めであれば上司や同僚、学生であれば教師やクラスメート、そして家族の中では家族同士がお互いに守り合っているのではないかと思います。 では、お住まいの家は誰が守っていますか?家はお住まいの方一人ひとりが気にかけてあげなければ、すぐに傷んでしまいます。今回は住人に代わり、雨や雪の日に家を守っている雨樋のお話をしていきます。

1. 雨樋とは

  樋

屋根に降った雨水を軒先で受け、地上や下水に流す役割をしているのが雨樋です。
屋根から落ちる雨水が直接家屋へ掛かることを避け、また、雨水の侵入を防ぐことにより、家屋の腐食や外壁の汚れ等を避けることができます。

雨樋は家屋を構成している部分としてはとても地味なイメージを持たれがちです。しかし、意外にも重要性はとても高い部分なのです。
さて、このように重要性の高い雨樋が、曲がってしまったり、損傷してしまった場合、いったいどのような影響をもたらすのでしょうか?

2. 雨樋破損の原因と被害

2-1. 破損の原因

雨樋が壊れる主な原因は以下に示してある通りです。

  1. 風や雪などの影響
  2. 砂やゴミ、落ち葉等が詰まる
  3. 経年劣化
  4. 温度差による伸縮により変形
  5. 異常な傾斜 日本特有の四季が訪れる気候では、傷みやすい状況が常に起こりうるのです。

雪の影響 経年劣化 変形

2-2.破損による被害

雨樋の破損をそのまま放置しておくと、雨水が外壁に掛かり、地面に無造作に流れ落ちることになります。それが原因で外壁に幾つもの雨水の通り道ができ、そこから目に見える汚れ、また、シミ等ができてきます。
雨の度に同じことが繰り返されていると考えたら想像はつくと思います。外壁を中心に家屋の劣化や腐食を早まらせることに繋がるのです。
更に、長期に渡り放置しておくと、家屋の基礎や土台にまで影響することもあるのです。
また、樋の継ぎ目に異常が起こると、一直線であるはずの樋がへの字に変形し、水が流れるべき方向の反対側に雨水や落ち葉や砂等のゴミが詰まり、その重さで樋が折れたり割れたりする原因になります。
また、雪などの重みが原因で曲がってしまうこともあります。そうなってしまうと、当たり前ですが、流れが悪くなります。
そこで気がつけばいいのですが、そのまま放置していると、雨水が逆流し、樋の役割を果すことができなくなります。そうなると、外壁等に雨水が掛かり、地面に無造作に流れ落ちる、上記と同じ現象が起こるのです。
このように、うまく流れることができず、結果、地面に撒き散らされた雨水は、床下に湿気を溜め込むだけでなく、地盤を緩ませ土地を柔らかくしていきます。そうなると、どんどん土台が不安定になり、家屋の構造自体に負担をかけていってしまうのです。
こうして緩んでしまった地盤の上にある家屋が進むことになる将来を考えてみてください。
雨上がりのグラウンドに足を踏み入れた感覚です。晴れた日には走り回ることができるグラウンドは歩くこともままならない状態になっています。
そんな場所に家が建っていると想像してみてください。揺れの少ない地震だとしても、倒壊してしまう可能性が見えてきませんか?

  継ぎ目破損 逆流

3.何事も早期発見が大切

雨樋の寿命は一般的に10~15年と言われていることはご存知でしょうか?
目立たず黙々と家屋を守っている雨樋ですが、一度壊れてしまうと修理には手間と費用が当たり前のようにかかってきます。
そうならない為にも、日々の観察、そこからの早期発見がとても大切になるのです。
屋根や外壁、床下等と同様に、雨樋も定期的に診断し、不具合があれば少しでも早く直すことが必要です。雨樋の不具合の対策や早期発見により、安心・安全な住環境を保つことができるのです。
また、雨樋と共に、毎日私達を守ってくれている家屋の健康状態を良好に保ち、寿命を延ばし、長く住み続けることができるのです。
屋根や床下等とは違い、目に付く場所にありますので、梅雨時期や台風シーズンの前後、また、雪が降る季節には気にかけていただきたいです。
毎日必ずチェックとなると、精神的にも体力的にも時間的にも負担になると思いますので、外に出た際にちょっと見上げてみてください。その数秒で、大切な財産を長持ちさせることができるのです。

4.ご存知でしょうか?無料で雨樋を直す方法があることを。

火災保険にご加入の方は多いと思います。 しかし、「火災の時にしか使えないから、ただただ毎月保険料を支払っているだけです。」という方が大多数だと思います。
しかし、台風や暴風などによる風災、豪雪や大雪による雪災等による自然災害による損害であれば、火災保険が適用され、保険で修繕できるのです。
もちろん、保険会社による審査が行われ、被害状況により支払われる保険金額は変わってきます。

「その時無料で直せても、その後の保険料が上がるのが嫌!」と思われる方もいらっしゃることでしょう。
しかし、火災保険の場合は、保険金がおりても保険料はあがらないのです。
もし、火災保険を使って直したいけど、同時に不安も感じているようであれば、火災保険申請代行専門スタッフが所属しているリフォーム会社に相談してみてはいかがでしょうか?

  火災保険チラシ

5.まとめ

雨や雪の日に本領を発揮し、目立たずに家を守っている雨樋についてでしたが、いかがでしたか? 私達はそれぞれ役割を持ち、家族や友達等たくさんの人に支えられ生きています。
その私達や私達の財産を守っている家にもそれぞれ役割があり、静かに家を守ってくれているのが雨樋です。 たかが雨樋、されど雨樋ですので、たった数秒のちょっとした気配りを雨樋にも向けてみてください。

  家